２月度例会では「経営革新」（経営のプロが語る組織の活用法）をテーマといたしまして、大木ヒロシ氏を講師にお招きし例会を開催しました。今回の講師は全国で年間200回講演をされている方で、語り口調は非常に熱く聴く者をひき付け飽きさせない内容の講演となりました。

講師自身の経験を交えたアパレル業界の話を例として挙げたり、講演先が様々な業界・業種という事もあって広い知識を生かした具体例が多く理解しやすかった印象を受けました。

現在生産者は原材料の高騰にも関わらず価格に転嫁することもできない状況であり、消費者や材料供給者のどちらからも弱い立場にあり非常に複雑な状況である話や、会社の長期目標を掲げそれは途中で変えてはならないものである。その目標に向かって世の中の状況や自分の置かれている環境を分析したうえで手段・手法を変えていき、変わる事のない目標に向けて進んでいくことが必要と講演で語っておられました。

また自分が成功して初めて地域貢献等を行なえる立場になれるのだということを話されており、そうした成功事例を積み重ねていくことにより自然とメンバーは増えてくるものだということも教わりました。

メンバーや予定者にとりましては実際に経営に携わる場面も多く、今回の内容はすぐに役立ち、今後どのような企業が生き残っていけるのかを考えさせられるきっかけを与えられた講演となりました。

講演後武藤副理事長は2008年我々のおかれている立場を考えさせられ不況に対する危機感を持ち、正しく対処する事によって今年を乗り切ればこの先チャンスが到来し、後に勝ち組として存在できることを学んだと講師に対し謝辞を送りました。

また例会終了後は新入会員入会式を行い、栗和田真一君、荻野正志君、小峰健嗣君の3名のメンバーが2月から加わり、それぞれ理事長から各委員会への委嘱状や入会承諾書を手渡され、この2月例会の場で一人ずつ入会後の意気込みなどを語ってもらいました。

ウェブサイトのフォトギャラリーに当日の写真がござしますので是非ご覧下さい。